
闇雲は、ひと目で強烈な印象を残すビジュアルと、観る者の感情を揺さぶるライブで、独自の存在感を放ち続けている9人組アイドルグループだ。

本インタビューでは、闇雲がどのような考えで活動し、何を大切にしながらステージに立っているのかを、メンバーそれぞれの言葉を通して紐解いていく。
- 神楽 麗紗
- 哀憐 糜爛
- 甜雛 命
- 撫子 凜
- 喰海 魔魅
- 赫夜 月
- 深淵 狂流
- 夢楽 亡
- 天使 堕門
インタビュアー:ヴィジュアル系百科編集長
闇雲とは何者なのか|結成の経緯と最初のコンセプト
——最初に、闇雲の結成当初について教えてください。どんな形で活動が始まったのでしょうか。
撫子凜:
元々、闇雲は研究生グループとして活動していました。
そこからいろいろな変化を経て、今の所属になり、現在の形になっています。
当時は、今のようなヴィジュアル系寄りのスタイルではなく、メルヘンゴシックをコンセプトにしていました。
——そのメルヘンゴシックというのは、具体的にはどのような雰囲気だったのでしょうか。
撫子凜:
曲調がメルヘン寄りで、一般受けしやすい、聴いてすんなり入ってくる感じでした。
煽りも敬語を使っていましたし、衣装はフリルが多くて、メンバーのヴィジュアルも「可愛い」に寄せていました。
——一般的にイメージされる、メルヘンやゴシックの世界観に近かったんですね。そこから現在は、どんなテーマで活動されていますか。
喰海魔魅:
今のテーマは、生き辛い世の中に生きる人への救済です。
一番大きく変わったのは、曲調が超攻撃的になったところですね。
それと同時にお客さんの楽しみ方や、パフォーマンスも変わりました。
声出しやコール、ガチ恋口上が中心だったところから、ヴィジュアル系の方々がやっているようなヘドバンが多くなりました。
——その背景には、何かきっかけがあったのでしょうか。
喰海魔魅:
最初はメルヘンゴシックでやっていたんですけど、当時はあまり他にそういうアイドルがいなかったので、注目を浴びることもありました。
でも、だんだん同じようなアイドルが増えてきて、その中に埋もれてしまう感覚が出てきたんです。
特別なものがないと未来はないな、と。
だから、シフトチェンジしました。
「唯一無二な存在になりたい」という気持ちが、一番大きかったです。
——なるほど。より自分たちらしさを突き詰めた結果、今の形に辿り着いた、ということですね。ちなみに、グループ名の「闇雲」の由来は?
メンバー:
それは……内緒です(笑)。
9人それぞれが背負う「一文字」とキャラクター
——ここからは、皆さんが背負っている「一文字」について、一人ずつ教えてください。
天使堕門:
私は「餓」です。
「クソガキ」から来ています。
世の中に対する不平不満を、どストレートに言えるところがあって、そういうところにクソガキ感があるかなと思います。
子どもみたいに素直で、尖っているところも含めてですね。

哀憐糜爛:
私は「涙」です。
由来は、人の涙も一緒に流してしまうところからです。
感情が人より豊かで、だいぶメンヘラだと思います。
ライブでは「心中愛歌」という曲で、つい泣いてしまうこともありますね。
夢楽亡:
私は「奇」、キテレツの「奇」です。
自分では真面目に、まっとうに生きているつもりなんですけど、周りから見ると、ちょっと奇妙な人間みたいで。
走っている姿を見て、メンバーから「急に猛ダッシュし出して、横顔が新幹線みたいだった」って言われたこともあります。(笑)
平成の仮面ライダーが好きで、仮面ライダーのポーズをやったりもするんですが、そういう動きがダンスに出ちゃってるのかもしれません。
神楽麗紗:
私は「神」です。
正直、なんで神なのか自分では説明が難しいんですけど、小学校の時のあだ名がゼウスだったり、ちょっと偉そうに見える時があったりして(笑)。
背が高かったり、英語が話せたりするのも、そう見られる理由かもしれないですね。
哀憐糜爛:
スタイルもいいし、ビジュアルが神がかってる美しさなのもあります!
甜雛命:
私は「噛」です。
闇雲のみんなが前に出て煽る中で、おとなしそうだと言われることが多いんですけど、実は噛みついていくところもあるので。
お人形さんみたいだと言われることもあるんですけど、内に秘めたものがあるタイプです。

深淵狂流:
僕は「叫」で、一番わかりやすいと思います。
シャウトやデスボイスを担当していて、自分は叫ぶことしかできないので、とりあえず叫んでます。
ステージ上での姿が、そのまま漢字になりました。
撫子凜:
私は「唄」です。
これまで背負ってきた想いや感情、いろんなものを歌に込めたいと思っています。
心を癒す音色でありたいし、自分のリズムでファンの人生を楽しませたいという気持ちもありますね。
主にリードボーカルを担当しています。
赫夜月:
私は「静」です。
あまり喋るのが得意じゃないので、そこから来ています。
でも、静かな中にも、熱い思いはちゃんと持っているタイプです!

撫子凜:
普段は静かなんですけど、ここぞというときの一言がズバッと響くんですよね。
喰海魔魅:
私は「喰」です。
縛られるのが嫌いで、自由に動き回るのが好きなんですよ。
前に出るのも好きですし、フロアのみんなの心を喰らいつくすフロントマンだと思っています。
私は目を見せないので、その分喰ってやる、という意味も込めていますね。
あとは食べることも大好きで、この前はライブ一部と二部の間に、ナゲット15ピースと、てりやきバーガーセットと、ホットパイと、デザートも食べました(笑)。
食べた分は、ライブでしっかり動いています!
スタイル転換の裏側|ヘドバン・デスボイス・メイクの変化
——今の闇雲の形に至るまでには、楽曲やパフォーマンスなどもかなり変わっていったと思います。その中で、大変だったことや戸惑ったことはありましたか。
喰海魔魅:
まず、みんなヘドバンをしたことがなかったんです。
ヘドバンって、首を振るだけじゃなくて、みんなが揃わないとかっこよくないし、私はすごく神聖なものだと思っていて。
首も痛いし、本当に大変でしたね。教えてくれる先生がいたわけではなくて、それぞれYouTubeを見たり、実際にやっている人を見たりしながら、自分たちでやってみるという感じでしたね。
夢楽亡:
デスボイスも最初はなかったんですけど、途中から取り入れるようになって、それが一つのターニングポイントになりました。
正直、最初は聞き慣れていなかったのでびっくりしましたね。
でも、今では心地よく感じるようになって、デスボの虜になっています。
深淵狂流:
自分も最初は、みんなと同じでデスボができなかったんですけど、「やってみます」ととにかく手を挙げました。
毎晩、録音したりしながら練習して、ある日突然できるようになったんです。
できないなりに続けた結果、喉が開いたような感覚がありましたね。

撫子凜:
メイクも、最初はみんなナチュラルだったんですよ。
そこから「メイク研究会」をして、自撮りを撮ってスタッフさんに「これはどうですか?」って聞いたり。
「もうちょっと濃くしよう」と言って赤いカラコンを入れてみたり、亡ちゃんはバリバリにがっつりラインを引いたりとか、試行錯誤してきました。
——アイドルメイクとヴィジュアル系メイクは、まったく違いますもんね。ご自身たちで研究しながら、今のスタイルに辿り着いたということですね。
闇雲が作品とライブを通して伝えたいこと
——今のコンセプトの闇雲の作品やライブを通して、「こういうところを見てほしい」「これを伝えたい」というポイントはありますか。
神楽麗紗:
闇雲の曲って、人間の弱さを全部出しているところがあると思っています。
「死ねばーか」みたいな、本当は言っちゃいけない言葉をみんなで口に出す曲もあって。
それは、闇雲じゃないと味わえないものなんじゃないかなと。

——その部分は、ヴィジュアル系バンドがライブで伝えていることとも共通点がありますよね。強い言葉を、コール&レスポンスで吐き出すような。
夢楽亡:
闇雲って、強い言葉の印象が先に来ると思うんですけど、実は、ずっと「応援している」歌詞が多いんです。
最新曲も「憎悪」ってタイトルで、おどろおどろしい感じはするんですけど、傷だらけでも生きていくことを応援している曲なんですよね。
撫子凜:
生きていたら、傷つくことの方が多いと思うんです。
でも、これまで頑張ってきたことは間違いじゃなかったよって。
否定されてきた人ほど、刺さるんじゃないかなって思います。
神楽麗紗:
狙っているわけじゃないんですけど、闇雲のファンの人って、心が綺麗でピュアな人が多い気がしていて。
すごく純粋だなって感じます。
——そういう人ほど、どうしても傷つきやすいですよね。
哀憐糜爛:
わらわは、顔のことで「ブス」とか「顔怖い」とか、歩いているだけで言われてきました。
そういう時に、自由な格好をしてステージで自分の思いを伝える。
世の中の当たり前とは違うかもしれないけど、それでもいい。普通じゃなくても、世間から見て少数派でもいいんだよって。
闇雲のライブは、それが肯定される場所だと思っています。
言葉だけじゃなくて、自分たち自身のビジュアルで身をもって体現しているつもりです。
衣装・メイクに込められたこだわりと意味
——衣装やメイクについても伺いたいのですが、皆さんの中で大切にしているこだわりはありますか。
哀憐糜爛:
闇雲は9人いるんですけど、誰一人としてかぶってないんですよ。
全員メイクの系統も違いますし、キャラクターをすごく大事にしています。
——9人全員がビジュアルとしてしっかり個性を確立しているのは、本当にすごいことだと思います。
喰海魔魅:
私はパフォーマンスと通ずるものとして、目隠しをしています。
最初からではなくて、「666」のMVからですね。
ちょうど、闇雲がメルヘンゴシックから今のスタイルに変化していく時期で。
世の中に対して「すごく見たくないけど、見ちゃう」ものが多い中で、「見たくないものは、自分で目を塞ぐ」という意味を込めています。

神楽麗紗:
全体として言えるのは、衣装が血まみれなんです。
血まみれになりながらも、生きづらい世の中を生きている、弱いところも包み隠さずに出している、ということを表していて。
ただグロテスクにしたいわけではなくて「現代はこれくらい生きづらい」という感覚を、視覚的に表現しているんです。
喰海魔魅:
包帯もこだわっていて、「代わりに背負うよ」という意味を込めて少しずつ増やしていますね。
夢楽亡:
私は曲や世界観に合わせ、ビジュアルのテーマも変えています。
「Boogieman」では奇妙な人形をイメージして、髪色も黒から紫にチェンジしました。
最近の曲ではバケモノのような存在を表現しています。
天使堕門:
私は、口を裂いたメイクをしています。
ライブ中に喋りすぎちゃうから、というのもあるんですけど、もう一つの理由は「諦めなさい」大人たちから言われ続けてきた人生だったからで。
なりたいものや言いたいことを、ちゃんと自分の口で言える環境が今はある。
それを表現したくて、口を裂いているんです。
撫子凜:
私は名前が「撫子」なので、和っぽいイメージを大事にしています。
衣装の襟元やボタンに和の要素を取り入れたり、自分でリメイクしたり。
細かい部分ですが、ぜひ見てほしいポイントですね。
闇雲の代表曲とターニングポイントになった楽曲
——メンバーの皆さんにとって思い入れの強い代表曲や、ファンから特に人気の高い曲があれば、その理由や注目してほしいポイントを教えてください。
喰海魔魅:
ライブを初めて見た人が、「666」をきっかけにハマることも多いです。
この曲から闇雲を知った、という人もたくさんいますね。
闇雲にとってターニングポイントになった楽曲で、デスボイスを取り入れたり、世の中への不満を楽曲の中に入れ始めた曲でもあります。
ライブでの見どころは深淵狂流のデスボイスと、お客さんとの掛け合い。
そして「6」という数字を掲げて、みんなで唱えるところです。
初見の人でも、自然と乗り方が分かる曲だと思いますね。
夢楽亡:
MVから入るファンも多いですね。
「666」では普通のアイドルの姿から、悪魔のような存在に変わっていく様子が描かれていて。
メルヘンゴシックから今のコンセプトへ変わっていくタイミングが、そのまま映像になっています。
——MVとライブでは、楽しみ方がまったく違う曲ですね。映像で知った人にも、ぜひライブで体感してほしいです。
哀憐糜爛:
「Howling」も思い入れのある曲です。
神楽麗紗さんと甜雛命さんと私が追加メンバーとして初めてMVに登場した曲で、「心の奥では叫んでいる」というテーマがあります。
背景にゴミが映っていて、心象風景を表現しているのもポイントですね。
内側に溜まった感情を、吐き出していくような楽曲だと思います。
喰海魔魅
「Paranoia」もおすすめです。
この曲は、闇雲のファンの呼称でもあります。
振り付けが決まっていなくて、その場でメンバーが取った行動に合わせてお客さんも動くんです。
煽りも含めて、ステージとフロアが一体になって完成する曲ですね。
赫夜月が「跪け」と一言言うと、ファンが土下座する場面もあります。
被害妄想に苛まれる脳内を、ステージとフロアの動きすべてで表現しているんです。
——大暴れするのが好きなヴィジュアル系ファンにも、かなり刺さりそうですね。
闇雲のライブが生み出す熱狂と一体感
——闇雲のライブ映像を拝見していると、ヴィジュアル系バンドに近いヘドバンや煽りがあって、とても熱狂的だと感じました。闇雲のライブならではの演出や、「ここがすごい」と思うポイントはどこでしょうか。
夢楽亡:
闇雲は、曲中に喋ることが結構多いんです。
語りも含めて、どのライブも決して同じものにならない。
何回見に来ても新鮮なのが魅力だと思います。

——二度と同じライブはない、ということですよね。その語りでは、どんなことを伝えることが多いのでしょうか。
喰海魔魅:
基本的に喋るのは、私と天使堕門と撫子凜ですね。
フロアに来ている人は、埋められない何かを埋めたくて来ている人が多いと思っていて。
「明日まで生きてみようかな」って少しでも思ってもらえるように、言葉をかけています。
天使堕門:
私が大事にしているのは、お客さんがステージを見て、自分の人生と重なる部分を感じてもらえることです。
私たちも生きづらい中で前向きに生きているので、それを見ている人も、少し前向きになってくれたらいいなと思って。
寄り添うように話しています。
撫子凜:
私も二人と似ていて、ライブごとにテーマを意識しています。
自分が経験してきたことをお客さんに問いかけて、「一緒に乗り越えていきましょう」という内容になることが多いです。
——ヴィジュアル系バンドのライブでは、フロアでヘドバンをするイメージが強いですが、闇雲の場合はメンバー自身がヘドバンしている姿も印象的でした。振り付けのこだわりはありますか。
喰海魔魅:
闇雲は曲数がすごく多いんですけど、今やっている曲の半分くらいは自分たちで振り付けも考えています。
神楽麗紗:
お客さんにとって分かりやすい、ヴィジュアル系の振り付けを取り入れたり、ウォール・オブ・デスを起こしたりしています。
お客さん自身が体を動かして、楽しめる振り付けが多いと思いますね。
喰海魔魅:
他には、モッシュは2パターンありますね。
左右に走る人もいれば、ヴィジュアル系特有の、横移動のモッシュをする人もいます。
——かなりミックスされたフロアですね。今だからこその、面白い空気感だと感じます。ちなみに、逆ダイはありますか。
メンバー:
(口々に)逆ダイは、まだないですね!
やってみたい気持ちはあります。
「666」や「GOTOHELL」では、実は逆ダイできるタイミングもあります。
——ぜひ、いつか実現してほしいですね。
闇雲とヴィジュアル系の関係性
——闇雲とヴィジュアル系の関係性について、皆さん自身はどのように捉えていますか。
喰海魔魅:
私がヴィジュアル系を知ったきっかけは、アニメの主題歌でした。
vistlipさんやシドさんの曲ですね。
たまたま気になって曲を調べたら、それがヴィジュアル系だったんです。
今ライブを作るうえでは、アルルカンさんを参考にしています。
昔は純粋に曲がいいなと思って聴いていましたが、今はパフォーマンスや見せ方も意識して見るようになりましたね。
撫子凜:
私は、もともと友達がヴィジュアル系が好きで、「こういうジャンルがあるんだ」「ちょっと怖い雰囲気だな」という印象を持っていました。
闇雲の活動を始めるにあたって、「ヴィジュアル系をちゃんと勉強しよう」と思って見ていくうちに、かっこいいなと感じるようになりました。
歌詞をよく聴くと、すごく深い意味があって。
メイクやMVも、怖いと思われることを恐れず自分たちの表現を貫いている姿に、今はリスペクトを感じています。

夢楽亡:
私はもともとボカロが好きで、聴いていたボカロPの方が、実はヴィジュアル系バンドの人だったんです。
本格的にヴィジュアル系に触れたのは、闇雲に入ってからでした。
そこから「美しいな」と思うようになって、自分もこういう表現をしてみたいと思うようになりました。
今は、先生みたいな存在ですね。
——これから、「ヴィジュアル系は知っているけど、アイドルにはあまり触れてこなかった」という方が、闇雲のライブに足を運ぶ機会もあると思います。今後、ヴィジュアル系との関係性は、どんなバランスで考えていますか。もっとヴィジュアル系に寄せていくのか、あくまで一要素として取り入れていくのか。
夢楽亡:
後者ですね!
闇雲にはヴィジュアル系以外にも、メタルだったりラウドだったり、いろんな要素があって成り立っていると思っています。
哀憐糜爛:
いつか「闇雲系」と呼ばれる存在になりたいですね。
ヴィジュアル系ファンにおすすめしたい闇雲の楽曲
——ヴィジュアル系百科は、ヴィジュアル系ファンの方が多く読まれています。そういった方に、「まずはこれを聴いてほしい」という闇雲の楽曲はありますか。
神楽麗紗
「Boogieman」ですね!
ヴィジュアル系ファンの方がハートを飛ばしてくれることも多くて。
ライブでの乗り方も、通ずるところがあると思います。
哀憐糜爛:
「ジャック・ザ・リッパー」も、柵を乗り越える勢いの折りたたみや、激しいヘドバンが特徴で。
思いきり暴れられる曲ですね。
夢楽亡:
「Paranoia」もおすすめです。
「上手上手!下手下手!」という煽りが、「あれってヴィジュアル系の煽りだよね?」と言われたりします。
哀憐糜爛:
1月9日リリースの「憎悪」も、いろんな人が楽しめる曲ですね。
頭を振ってもいいし、拳を上げてもいい。
拳ヘドバンで思いっきり暴れることもできるし、いろんな楽しみ方があります。
ノリ方の動画も出しているので、それを見て、自分の好きなノリ方を見つけてほしいです。

——ひとつの曲で複数のノリ方の選択肢があるというのは、なかなか面白いですね。楽しみ方を提案しつつ、どれを選んでもいいと許容しているところに、闇雲の「いろんな人を認める姿勢」が表れているように感じました。
闇雲のこれから|挑戦したいことと目標
——今後、闇雲として挑戦してみたいことや、目標があれば教えてください。
神楽麗紗:
まずは、2月5日に渋谷WOMBでワンマンライブがあります。
ここをソールドアウトさせたいです。
その後にはキネマ倶楽部でのライブも控えているので、そこも満杯にしていきたいですね。
個人的には、闇雲を一つのカルチャーとして確立していきたいです。
ヴィジュアル系とアイドルの境界線をなくして、「闇雲系」を作っていけたらいいなと思っています。
😈闇雲1月スケジュール😈0109
— 闇雲-yamikumo- (@yamikumo_info) January 9, 2026
2026.2.5(木)渋谷WOMB
東京破壊完全売切追加単独公演『日本制圧』
🎫 https://t.co/JxkMxWFEHP
━━━━━━
闇雲公式FC🔽https://t.co/VpBD4Rzy6Y
━━━━━━
最狂MV『憎悪』🎥https://t.co/cJPEiEXK6d
━━━━━━
激ヤバLIVE🔽https://t.co/9rzUnES9cA pic.twitter.com/g87T5LDaZj

——2月5日のワンマンライブは、どんなところが見どころになりそうですか。
喰海魔魅:
前回の渋谷asia公演が完売して、2月5日は追加公演なんです。
その時の景色をさらに超えるものを見せたいと思っています。
規模が大きくなる分、一斉にヘドバンしたり、土下座したりするような光景も生まれると思いますね。
哀憐糜爛:
会場には「暴動エリア」という、モッシュやヘドバンを思いきり楽しめるエリアもあるんです。
——暴れるのはちょっと怖い、という方も楽しめそうでしょうか。
喰海魔魅:
はい!
推しを近くで見たい方は最前もおすすめですし、暴動エリア以外なら、比較的落ち着いて見ることもできます。
——なるほど。他には、チャレンジしてみたいことはありますか。
メンバー:
(口々に)海外でのライブもやってみたいです!
あとは武道館に立ちたいし、満員にしたい。
——もし実現したら、かなり盛り上がりそうです。それに闇雲はこれまで、ライブハウスを一つずつ満員にしていますね。その積み重ねを見ていると、武道館も決して遠い目標ではないように感じます。
喰海魔魅:
今まで、大阪と名古屋しかツアーで行ったことがないので。
メンバーの出身地や、沖縄、北海道などにも行ってみたいですね!
ライブハウス以外にも、野外とか、幼稚園とか、老人ホームとかでもやってみたい(笑)。
——確かに、ヴィジュアル系でもショッピングモールなどで、一般の方を巻き込んでライブをする例もありますよね。闇雲はステージ上でヘドバンのお手本も見せてくれるので、初めての人でも真似しやすいと思います。
撫子凜:
個人的には、楽器を持って1曲だけ闇雲の曲をカバーしてみたいです!
ただ、9人分の楽器をどうするかは悩みどころですが(笑)。
読者・ファンへのメッセージ|闇雲からあなたへ
——最後に、この記事を読んでくださっている闇雲のファンの皆さん、そして今回初めて闇雲を知った方へ、メッセージをお願いします。
神楽麗紗:
paranoiaの皆さん、いつも私たちと一緒に歩んでくださり、ありがとうございます。
初めて知ってくださった皆さん、もし心の中に闇があったら、一度闇雲の現場に来てみてください!
絶対に、世界をガラリと変えてみせます。
夢楽亡:
初めて見る方、ヴィジュアル系バンドが好きな方は、女性アイドルに戸惑うかもしれません。
でも、飛び込んでみたら意外と面白いので、ぜひ一度一歩踏み出してみてほしいです。
哀憐糜爛:
難しいことは言いません。
一度、ライブを体験しましょう!
世界が変わります。
天使堕門:
とにかく、闇雲のライブを見に来てみてください。
「こうなのかな」と決めつけず、一度体験してみてほしいです!
赫夜月:
この記事を読んでくれている方は、きっとヴィジュアル系のライブによく行く方が多いと思います。
闇雲はいろんな遊び方、暴れ方があるので、ぜひ見に来てください。
撫子凜:
生きづらいと感じている方は、きっとたくさんいると思います。
刺さる曲やパフォーマンスがあるはずなので、ぜひ見に来てほしいです。
2月5日は後方エリアが無料なので、記事を読んで気になったら、気軽に来てください!
深淵狂流:
ヴィジュアル系だから「ヘドバンしなきゃいけない」ということはありません。
闇雲は自由です。
手ぶらでもいいので来てください。
歌詞にも重きを置いているので、そこも感じてもらえたら嬉しいです!
甜雛命:
初めて闇雲を知ってくれた方へ。
私たちは月に30本以上ライブをしています。
ぜひ、会いに来てください。
喰海魔魅:
ここまで記事を読んでくださって、ありがとうございます。
闇雲のことが、少しでも届いていたら嬉しいです。
ぜひ遊びに来てください。
そして…「闇堕ち」してください!
まとめ|闇雲は「生きづらさ」を肯定する場所

闇雲は、メルヘンゴシックから始まり、ヘドバン、デスボイス、強い言葉を取り入れながら、生きづらさや否定されてきた感情を肯定する場所を作ってきた。
闇雲のライブには、「こうしなければいけない」という正解はない。
頭を振ってもいいし、拳を上げてもいい。
ただ見ていてもいいし、言葉や歌詞だけを受け取りに来てもいい。
血まみれの衣装も、裂けた口のメイクも、すべては「それでも生きていていい」というメッセージの延長線上にある。
ヴィジュアル系とアイドル、その境界線を越え、ジャンルではなく感情でつながるカルチャーとして。
闇雲は今日も、誰かが「もう一日、生きてみよう」と思える場所を更新し続けている。
この記事が、闇雲を知るきっかけになった人にも、paranoiaたちにも、次の一歩を踏み出す理由になれば幸いだ。
