
すっかり夏休みムードとなった、大阪・心斎橋。
中でも若者たちで賑わうアメリカ村にて、この日、多彩なヴィジュアル系バンドが集まるイベントが開催された。

Planet CHILD Music presents 『四季彩TWO PLATOON』。
アメリカ村DROP&BEYONDの2会場で開催されたこの大型対バンイベントで、BEYONDのトリを任されたのがモザヰクだ。
自身らも8日後には一大イベント『関西集結-2026-』を開催する彼ら。
どのようなステージを見せ、何を語るのか、注目が集まっていた。
モザヰク 8月4日「四季彩TWO PLATOON」舞台裏は、上記Youtube動画で公開しているので、あわせてチェックしてみてほしい。
入場〜開演
重厚でダンサブルな入場SEが鳴り、姿を現す将什・犬飼しょーご・一朗の3人。
ボーカル・アスカの不在により、先日から3人でライブに出演しているのだ。
「モザヰク始めます!!」
ベース・将什が叫ぶ。
手拍子をするモザヰカーたち。
「何が正解かとか、わからんけど…。
俺らがステージに立ったら、君たちは声を出してください!!」
1曲目|ザ・パニック
(HEY! PEACE x2夢の中
Falling Falling Love)──モザヰク『ザ・パニック』より
ピースを作り、笑顔でフロアを見渡す将什。
序盤から、一朗の力強いドラムがBEYONDに轟く。
間奏ではモザヰカーたちの高速折り畳みヘドバンが炸裂。
「現実は…何処にもいないの」──モザヰク『ザ・パニック』より
犬飼しょーごのギターは、時に切なく響いた。
曲終わり、再び将什が口を開く。
「今日はスペシャルゲストがいます!」
ざわめくフロア。
登場したのは──なんとニーチェのボーカル・毒-doku-であった。
お立ち台に登り、力強く言葉を届ける。
「バンドっていうのは、困ってる時は助け合うのが基本なんでね。
1曲歌わせていただきます!」
2曲目|奪い愛
伸びやかで、太く、艶のある声で歌い上げる毒-doku-。
地の底から響くような迫力あるデスボイスも披露。
サポライズでの登場、そして彼の魅力たっぷりの歌唱に、ニーチェのファンたちも存分に沸く。
「いつまでも Calling I love you
抱きしめたいの One more chance」──モザヰク『奪い愛』より
ヘヴィなサウンドの中、犬飼しょーごのしなやかなギターソロが光る。
「ありがとうございました、お粗末様でした!
ニーチェの毒-doku-でした!」
笑顔でステージを後にする毒-doku-を、熱いメンバーコールでファンたちは見送った。
一朗が叫ぶ。
「いけんのか!」
そして、将什も気迫たっぷりに煽る。
「やんぞ!やれんのか!!」
3曲目|デビル・ガールズ
イントロではモザヰカーたちと共に、将什も激しく頭を振る。
「あのねMonster baby?悪魔の笑みで
貢がせる甘さが大事よ」──モザヰク『デビル・ガールズ』より
ピンク色の光が妖艶に照らすフロア。
犬飼しょーごの奥ゆかしく優しげなギターの音が、妖しさをさらに引き立てる。
暴れ狂う観客たちを見渡し、一朗は頷くような仕草を見せ、力強いビートを刻んだ。
4曲目|拝啓、裏切り者さんへ
間髪入れず、再びヘドバンの嵐。
「頭!頭頭頭!!」
将什が煽る。
「いつだって…」──モザヰク『拝啓、裏切り者さんへ』より
将什、そして犬飼しょーごが変わるがわるお立ち台に登り、熱のこもったプレイを見せつけた。
MC
「モザヰクです!この時間まで残ってくれてありがとうございます。」
MCでは将什が口を開く。
「何が正解かはわからないんですけど、モザヰクというバンドを止めないという選択肢を選びました。
ここに残ってくれた皆さんは、残るという選択肢を選んでくれた。
どうせやったら、一緒になって遊んでくれたらええかなと思います。
よろしくお願いします!!」
そして一朗も。
「こんな大きいイベントの、トリを務めさせていただいて。
3人でも、俺らモザヰクやったら『やってくれる』って関係者の人は思ってくれてると思うんです。
こっからも皆で盛り上げていこうと思うんで、よろしくお願いします!」
5曲目|舌
モザヰクメンバーたちの想いに共鳴するかのような、力強いヘドバン。
「君を舐めてKiss me baby
どうやって食そうか」──モザヰク『舌』より
気迫のこもった一朗のドラム。
ジャンプ、回転ヘドバンと、モザヰカーたちの暴れっぷりもピークに。
「舌が交わる好きなだけ
噛めばいい
舐めればいい」──モザヰク『舌』より
笑顔でフロアを見渡しながら、ダークで過激なサウンドを響かせるモザヰクメンバーたち。
「真ん中開けろ!!」
将什の呼びかけに応じ、フロアの観客たちが2つに割れたかと思うと、激しいモッシュで入り乱れる。
熱狂に包まれるBEYOND、いよいよライブは終盤へ。
ラスト|猿
「声出せるよな!!」
将什が力を振り絞るように大きな声で促す。
モザヰカーたちも、渾身の拳と声を上げた。
3人の息の合った演奏ではじけるように響くサウンドは、BEYONDを突き破る勢いだ。
「上にノシアガルぜ
このバンドで
ギター担いでステージへ」──モザヰク『猿』より
犬飼しょーごは汗を滴らせながらギターを掻き鳴らす。
モザヰカーたちの、天まで届きそうなジャンプがBEYONDを揺らし、大盛況のまま「四季彩TWO PLATOON」は幕を閉じた。
まとめ
「最後まで残ってくれてありがとうございました!」
去り際、一朗が観客たちに感謝の言葉を述べる。
将什・犬飼しょーご・一朗の3人が見せたステージは、普段のモザイクのダークで激しい魅力そのままに、より人間味ある息遣いが感じられるものであった。
そして、彼らと共に熱気に満ちたライブを作り上げている、モザヰカーたち。
いよいよ8月12日・13日に開催される「関西集結-2026-」では、果たしてどのような景色を見せてくれるのか。
ぜひOSAKA MUSEで、確かめてほしい。

レポート:ヴィジュアル系百科 編集長 太田翔子
