
強い日差しが照りつけ、早くも夏本番の暑さとなった7月21日。
大阪ミナミ・アメ村に位置するLive House ANIMA (ライブハウスアニマ)でこの日、umbrella 柊 生誕祭 ONEMAN 【アマヤドリ-Who I am-】が開催された。

高めのステージが特徴的なこの箱。
フロアに足を踏み入れると、頭上ではミラーボールが華やかに輝く。
ステージと客席を隔てる幕はなく、すでにセッティングを終えた楽器や機材が目の前に。
会場内BGMとして流れる懐かしいヴィジュアル系ソングを聴いて、体を揺らす人も。
どこかリラックスした様子で、傘人(=umbrellaのファン)たちは開演を待っていた。
入場SE〜開演
深い藍色の照明が彩る空間に、響く水音。
入場SE『アマヤドリ』が鳴る。
ムービングライトがミントグリーンの光を放ち、会場を淡く染めてゆく中、umbrellaメンバーが登場。
会場内はメンバーコールと拍手に包まれる。
とりわけ本日の主役であるギター・柊の名前を呼ぶ声は大きい。
彼が姿を現した瞬間に咲く姿も見られた。
最後に登場したギター&ボーカル・唯が呼びかける。
「大阪いけるか?
umbrellaです。よろしくお願いします」
1曲目|愚問
「茜色に染まる空をずっと」──umbrella『愚問』より
程よく乾いたサウンドは、蒸し暑い空気を吹き飛ばす風のよう。
傘人たちはイントロから力強く拳を振り上げる。
「届かない想いよ
いつかそこで出会うなら
なんて【愚問】だ」──umbrella『愚問』より
柊は人差し指を立て、諭すような仕草を見せる。
「何が答えだ
光失って蠢いていた」──umbrella『愚問』より
ドラム・将の打ち鳴らす疾走感のあるビート。
そして力強く、鋭く刻む春のベースライン。
間奏のギターソロではこの日の主役である柊が、高らかに歌い上げるようなフレーズを響かせた。
曲終わり、唯が叫ぶ。
「いけるか!いけんのか!
声で答えろ大阪!!」
2曲目|dilemma
将の重厚なバスドラムを土台とし、4人が織り成す凄まじい音圧。
地鳴りのごとくANIMAを震わせる。
「僕は見えない
もう何も要らない
止まれば全てがグッバイ」──umbrella『dilemma』より
サビでは傘人たちが一斉に両手を上げて体ごと揺らし、ANIMAが鮮やかに彩られる。
「答えは出ない
捨て去れ時代
さぁ全て白紙の世界へ」──umbrella『dilemma』より

歌い終わる前に唯が煽る。
「来いよ!!」
その声に応え、傘人たちは声と拳を上げる。
「愛嬌なんて食えない
常、壊滅的青春
人材の墓場で喝采の手」──umbrella『dilemma』より
落ち着いたパートでも柊と春がそれぞれ鮮烈なプレイを見せ、一瞬たりとも気が抜けない。
3曲目|ヤマアラシの涙
「幼き日あの頃の通い慣れた道で
君とは出会っていたけれど
いつまでもずっと瞳の中」──umbrella『ヤマアラシの涙』より
軽やかなリズムに合わせ、傘人たちは手拍子。
中〜低音域を撫ぜる唯の歌声の艶やかさを、一層引き立てる。
「honey
darling」──umbrella『ヤマアラシの涙』より
開放感のあるファルセットと、切なく力強い歌声を使い分け、さまざまな表情を見せた。
そしてラストサビ前。
「空に揺れていた 僕は旅立つよ
傷付いたその心に僕は今叫ぶよ」──umbrella『ヤマアラシの涙』より
1オクターブ低い歌声に、寄り添うかのような優しいギターの音色を、唯は丁寧に紡ぐ。
柔らかくも芯のあるその音はどこかレトロで、郷愁を誘う。
アウトロでは4人が顔を見合わせ、息の合ったプレイで締め括った。
4曲目|非「情」階段
曲が始まるや否や、再び傘人たちの手拍子が起こる。
そして、春のベースソロで一気に引き込んだかと思うと。
「来いよ!!」
唯が叫ぶ。
一斉に拳を上げる傘人たち。
柊も頷くように頭を揺らし、ビートに身を委ねる。

「失態だ失敗だ気にしないで 愛されたいんだ
撤退だ旋回だ君がいると活かされないんだ」──umbrella『非「情」階段』より
煽るような低音が、鼓動を高鳴らせる。
「「君に会いたい」冷たく揺らいで
引き金引いたら…きっと笑えるかな」──umbrella『非「情」階段』より
束の間、激情が和らぎ、柊が奏でるのは哀愁を帯びたアルペジオ。
そして再び激烈なサウンドが襲いかかる。
唯は糸が切れた人形のように全身を躍らせ、狂気を余すことなく表現。
音が止むと、拍手と熱いメンバーコールがANIMAに響いた。
5曲目|造型アリス
先ほどの暗く激しいサウンドから一転。
唯と柊、ふたりのギターが、まるで妖精たちの囁き合いのように幻想的な対話を紡ぐ。
「もうどうしようもないくらいに
空が青かった」──umbrella『造型アリス』より
楽曲の世界に没入し、感情を露わにして歌い上げる唯の一言一言。
間奏では柊のギターが優しく、そして徐々に力強く響いた。
聴き入る傘人たちへ目線を向けながらベースを奏でる春。
「ありがとう。」
唯が呟くと、会場中が拍手に包まれた。
6曲目|レクイエム
唯のギターストロークが、始まりを告げる。
柔らかく歪みつつも決して形は失わない、しなやかな音。
「泣いてた君の手を握って此処まできたんだ
いつしか君は砂の様に静かに眠った」──umbrella『レクイエム』より
遠くに霞む風景のように奥行きあるサウンドの中、春のメロディックなベースラインが際立つ。
唯は物語の中へ入り込み、切実な表情で歌い上げる。

「傍に居る事さえも出来ない様に季節は巡って
「傍に居てよ」遠い空に咲いて
独りきりの君へと
そっと」──umbrella『レクイエム』より
透き通る高音から、深みのある低音へとなだらかに移ろう柊のギターソロ。
間奏では厚みのあるバンドサウンドが押し寄せる。
そして暗闇の中、ひとりスポットライトに照らされる唯。
「今も僕は此処に居る
静かに瞳閉じて」──umbrella『レクイエム』より
伸びやかなロングトーンで、遠くへ届けるように歌う。
7曲目|LoV
強く歪み、深くリバーブのかかった柊のギターの音が、空気を作る。
「僕の髪を撫でる手は
何よりも優しくて
指を絡めて眠った夜
眠る頬にキスをして」──umbrella『LoV』より
ギターを置いた唯が紡ぐ言葉を、じっと噛み締めるように聴き入る傘人たち。
「永遠を願う恋は君が教えてくれたこと
最大級のこの愛をいつまでも君に捧ぐよ」──umbrella『LoV』より
そして、駆けるようなビートに合わせ拳を上げる。
遠くの空にまで届きそうな唯のファルセットと、熱いバンドサウンドの掛け合い。
「いつかまたこの世界で君の笑顔に出会ったら
最大級のこの愛でいつまでも空に唄うよ」──umbrella『LoV』より
唯は潤んだような声で歌い上げる。
余韻も束の間、「とおりゃんせ」のメロディが不気味に鳴り響き、次曲へ。
8曲目|レッドシグナルデイ
切り裂くような鮮烈なサウンドに合わせ、拳を上げる傘人たち。
間奏では左右に揺れながら手拍子をする。

それを誘導するかのように、ゆらりゆらりと体を揺らす唯。
時に腕で顔を覆い、囁くような声で歌う。
終盤には将のドラムソロが空間を支配したかと思うと、そこに柊のギター、春のベースが重なりゆき、ANIMAは高揚感と熱気に包まれた。
熱く燃えたぎるような空気の中、再び唯はギターを担ぐ。
9曲目|叩けば誇り。
波打つように頭を振る傘人たち。
原曲よりやや速く聴こえるテンポが、余計に切なさを引き立てる。
「両手広げて平和だと舞う
いつでも大人は荒んでんな」──umbrella『叩けば誇り。』より
サビでは右手を高く掲げる傘人たちと呼応するように、柊がギターを高く掲げながら弾く。
語りかけるように、ナチュラルな唯の歌声。
「ありがとう!
いけるよな?届かせろ大阪!」
10曲目|アメイジング
「勝手にやっておくれよMonday
アイモワカラズ年中悲愴マインド」──umbrella『アメイジング』より
少し皮肉めいた歌詞と共に、まるで何かを笑い飛ばすかのように、柊のギターが小気味よく響く。
「僕らにとって光に変わるなら
Its amazingなSunday
実際問題どうだい?幕が開けるぞEveryday
哀Miss U 吠いる月歩 散々Liar」──umbrella『アメイジング』より
思わず体が揺れるグルーヴ感。
開放的かつ力強いサウンドがANIMAを飲み込んでいく。
「血相変えて生き急ぐの
結託してる日本の設計士」──umbrella『アメイジング』より
春と柊が顔を見合わせ、息ぴったりのヘヴィなアンサンブルを轟かせた。
間奏では傘人たちの激しい折りたたみヘドバン。
ラストサビ前、春が問いかける。
「今日は集まってくれてありがとうございました!
皆さん、今日くらいは柊君に煽ってほしいんじゃないですか?」
すると柊は、
「ごめん、ちょっ、喉の調子が悪くて(笑)」
とまさかの掠れ声で告白し、フロアからは笑いと心配の声が漏れる。
「じゃあ口パクで!」
と春からの提案。
「どういうこと?口パクって何?(笑)」
困惑する唯をよそに、
春の声を借りた柊──もとい柊の体を借りた春が叫ぶ。
「いけんのか大阪!僕の名前を呼べ!
柊!柊!」
自分の名前を叫ぶ奇想天外な煽りに、手を叩いて笑ってしまう傘人たち。
「やりすぎちゃうか?(笑)」
柊からのストップがかかるも、
「まだまだ足りないよ!まだまだ足りましぇん!」
と春は止まらず、本日の主役へ愛のあるいじりを炸裂させた。
アウトロでは爽やかなバンドサウンドに身を委ね、ジャンプしながら拳を上げる人も。
楽しそうな笑顔を見せた唯が、口を開く。
「大阪!今から結構ハードやけどいけますか?
せっかくやし着いてきてください!いいか!?」
11曲目|レヴ
地の底を這うような重いサウンドが、ANIMAの空気を再び引き締める。
「果てる世界を目の当たりにして
超えさせまいと埋め尽くしてく」──umbrella『レヴ』より
待ってましたとばかりに振りかぶった傘人たちのヘドバンは、迫力満点。
「壊されて奪われていく
宿命なら要らないわ」──umbrella『レヴ』より
暗く陰鬱だった世界が色を取り戻すかのごとく、サビでは一気にサウンドが鮮やかに。
ゆったりとしたテンポの中でより光る、将の緻密な一打一打。
そしてラストサビ前。
柊の奏でる、分厚く壮大なギターの音色に包まれ、夜明けを思わせる雄大な情景がANIMAに広がっていく。
「貫いて離さない
もう二度と逃げ出さないわ
革命で蘇る
この時代に旗を掲げよ」──umbrella『レヴ』より
音源にはない、澄んだ歌声のようなギターフレーズ。
頭を振る傘人たちを唯が見渡す。
「大阪、覚悟はいいか!!」
12曲目|HALO
「期待すべきもんは微塵もない
マバラバラHALO HALO」──umbrella『HALO』より
フロアに視線を送り、ときおり身体を弾ませながら歌う唯。
柊の奏でる広がりのある音が、空間に溶け込むように、そして会場中を包み込むように響きわたる。
「clash of dream
最低 flash back day」──umbrella『HALO』より
将も身体を揺らしながら、心地よいグルーヴを紡いでいく。

ラストサビ前。
「振り絞ってこいよ大阪!!」
唯の叫びを合図に、フロアいっぱいに勢いのあるジャンプが広がる。
「全部出して帰れ、いいか!!」
ラスト|Witch?
ラストは、本日の主役・柊の華麗な背面弾きが拝めるこの曲。
「干渉した視界に 零れ落ちた自戒の群れ
付近にはキレイな聞き分けのない密葬
グッドナイト」──umbrella『Witch?』より
春も前方へ身を乗り出し、見せつけるようにベースを掻き鳴らす。
サビでは傘人たちがリズミカルにジャンプ。
「ねぇ?時を壊して此処に居たい
誇り塗れに恋したい
粉々、天井裏で隙を魅せた劣性ネヲフィリア」──umbrella『Witch?』より
切なさをにじませながらも、どこか少女のように無邪気な声で歌う唯。
「大阪!!」
フロアを煽り、はしゃぐような様子も見せた。
柊の技巧が光る速弾き、唯の圧巻のファルセット、将の地鳴りのようなバスドラムが容赦なく畳み掛ける。
最後には傘人たち、そしてumbrellaメンバー全員でヘドバン。
煮えたぎるような熱い空気のまま、本編は幕を閉じた。
アンコール|MC
アンコールの声に応え、ステージに再登場したumbrellaメンバーたち。
まず柊が口を開く。
「アンコールありがとうございます!
…アメイジングのくだり、なんやったんあれ?(笑)」
すると春が、
「柊君やってほしいかなと思っててんけど。
Bメロやってる時に思いついた。」
と経緯を説明。
「集中せい!」
柊のツッコミに、傘人たちから笑いが起こる。
そして話題は、この日のライブについて。
「ANIMAはすごいいい箱なんで、ANIMAで生誕祭をしたいなと。
大阪での僕の生誕は、3年ぶりだそうです。
2023年にイベントやった時(の出演者)は、
umbrella、ピノキヲ、松原タニシ、桂りょうば…
フライヤーの煽り文句が『本当の異種格闘技戦』やったよね(笑)」
と、3年前のユニークなイベントも振り返る。
ここで、唯がケーキを持って登場。
メンバー、そして傘人たちからのハッピーバースデーの声に、
「ありがとうございます!!」
と柊が感謝を述べる。
「これ何ケーキ?」
と、赤色のフルーツの載ったケーキをまじまじと眺めながら考えるumbrellaメンバーたち。
「春さんケーキなんか知らんやろ?タルトって知ってんの?」
「知ってるよ。お皿みたいなやつがあるやんね。」
とケーキ知識比べを繰り広げたところで、恒例のプレゼント交換タイムへ。
まずは将。
「今日のイベント【アマヤドリ-Who I am-】にちなんで、本。
『私とは何か』です。
あと、最近食べて美味しかった和菓子も。」
と将らしいチョイス。
「あ、葛切り!わらび餅と水羊羹も。
僕、羊羹好きなんすよ。」
と喜ぶ柊。
そして次は春から。
「柊君ももう少しで歳を取るけど、
こんなギターの話しかしてない中年男性イヤですよね?
そんな人がハマる趣味といえば…スパイスカレー!」
と、クミン・コリアンダー・ターメリック・ガラムマサラなど、各種スパイスの詰め合わせをプレゼント。
「これでスパイスカレー作りのインスタを開設して、
今後はスパイスカレーの柊として、ね。」
と勝手に新たなキャラクターを設定。
「船場で店出したりしてね。」
と唯も乗っかる。
「なんでそんな勝手に決めんの?」
と抵抗する柊をよそに、
「スパイスカレーの店主は、バンドマン率100%やねん。
元々スパイスカレーというものを始めた人もバンドマンやったらしい。
でも柊君はベロが子供やから、自分で調整して、甘めから始めたらいいよ。」
などと、どんどん話を進めていく春であった。
そして最後は唯。
「今回はAmazonではないです!
…楽天です!」
ほぼ一緒では、という声が聞こえてきたような気もする。
「3ヶ月貯めたポイントで買いました!」
と箱から取り出したのは、AirTag。
「お!ありがたい。ギターケースに!」
と柊。
楽器の盗難など物騒な事件も多いこのご時世、防犯対策グッズとして活用できそうだと喜んだ。
「これを春さんのポケットに入れれば、どこに飲みに行ってるかわかるね!
活用します!」
と先ほどのいじりへのお返しもしたところで。
「今日は来てくれてありがとうございました。
…発表があります!」
と、柊から傘人たちへサプライズ。
「umbrella、9月から連続で主催を行います!」
発表されたのは、umbrella presents【アマヤドリ】。
9月10日の梅田LIVESPACE ODYSSEY公演を皮切りに、11月3日、11月26日、12月28日、2027年1月28日まで、すべて大阪で開催される主催イベントだ。
記念すべき初日公演には、umbrellaをはじめ、透明少女、ナキリ、Redo、LAY ABOUT WORLDが出演する。
2027年3月18日のBIGCATワンマンでファイナルを迎えるツアー【雨天、結構。】に加え、立て続けの嬉しい知らせに、傘人たちの表情には自然と笑みがこぼれた。
そして春が言う。
「柊君が今日、セトリ組んでくれたんすよ。
でも今日、あと1曲で終わりでええんかなって。
…柊君生誕やのに、『トウメイ』がないやん!?」
と、まさかの追加曲提案。
「なんでそんな今日思いつきで言うん!」
とぼやきながらも準備を始める柊。
唯も、
「不安だ…」
と心の声を口に出しながら、ギターをその場で練習していた。
アンコール1曲目|トウメイ
umbrellaでは非常にレアな、柊作曲の『トウメイ』。
「そう、聞こえていた旅の途中で
言葉にできない音で
探し求めていたこの理想から
この声で今、誓えますか?」──umbrella『トウメイ』より
聴き入る者、拳を上げる者。
それぞれが、爽やかな夏空にぴったりのサウンドに身を委ねる。
「不安だ」と言っていたにも関わらず、安定した芯のある歌声を響かせる唯。
「君が残した感情は消えないあの日の夢」──umbrella『トウメイ』より
アウトロでは4人の息がピッタリ合った演奏で締めくくり、
「さすが17年もやってますわ!
頭ん中ずっと、次どやったっけ!って感じやったけど(笑)」
と満足げでありながら、少し安堵した様子の柊。
「どうよ、誕生日会は?」
唯からの問いかけ。
「(みんなが)来てくれてるから出来てるんでね。
当たり前にならないように。
各メンバーの生誕祭も、いつも楽しみにしてるんで。
本当にありがとうございます!」
と、柊は改めて感謝の言葉を伝えた。
そして唯が告げる。
「これは、彼が考えたおもてなしなんで。
あとは楽しく過ごしてください!」
アンコール2曲目|Door
明るくも重厚なバンドサウンド。
「別に君の事言ってるんじゃない。
叩く響く君の声は不快。」──umbrella『Door』より
軽快なメロディラインとは裏腹の陰りある歌詞。
春の重厚かつ鋭いベースが、より際立たせる。

「ヒカリ 開け 限りない位
もう何もかも空に還ったら
誓う胸に張り裂ける位
始めよう君のバースデイ。」──umbrella『Door』より
バイバイをするように大きく手を振る振り付けが、名残惜しさを膨らませていく。
柊が力強く、そして温もりあふれるギターの音色を会場いっぱいに響かせ、【アマヤドリ-Who I am-】は幕を下ろした。
まとめ
ギター・柊が自らセットリストを組み上げた【アマヤドリ-Who I am-】。
まさに「彼自身が何者か」を象徴するような、大胆さと繊細さ、そしてユーモアを詰め込んだ生誕祭であった。
9月から始まる主催イベント【アマヤドリ】の開催も発表され、傘人たちにとっては今後への期待が大きく膨らむ一夜となった。
2027年3月18日のBIGCAT公演へ向け、umbrellaの歩みはまだまだ続いていく。
その道のりから、まだまだ目が離せそうにない。
レポート:ヴィジュアル系百科 編集長 太田翔子
写真:おにてん。(X:@nowing_oniten)

