
ヴィジュアル系といえば東京や大阪のシーンに注目が集まりがちだ。
しかし、その陰で独自の文化を育んできた地域がある。
それが四国だ。
香川・愛媛・徳島・高知には、大都市圏とは異なる空気感を持つライブハウスやコミュニティが存在し、多くのヴィジュアル系バンドが活動を続けてきた。
地元を拠点に全国へ羽ばたいたバンドもいれば、メンバーの出身地として四国との強い結びつきを持つバンドも少なくない。
本記事では、四国にゆかりのあるヴィジュアル系バンドを厳選して紹介する。
それぞれの特徴や活動歴を振り返りながら、四国ヴィジュアル系シーンの魅力を掘り下げていこう。
四国出身のヴィジュアル系バンド①|透明少女
四国出身のヴィジュアル系バンドを語るうえで、まず外せないのが透明少女だ。
2026.2.24(火)
— 透明少女 OFFICIAL (@TOMEI_OFFICIAL) January 9, 2026
透明少女3周年ワンマンライヴ
@梅田CLUB QUATTRO
新衣装「evergreen」解禁 pic.twitter.com/MpApXeNmc3
2022年に始動し、Vo.nao、Gt.kosuke、Gt.朔羽を中心に活動。
バンド自体は関西を拠点に活動しているが、ボーカル・naoが香川県出身であることを公言。
ライブでは会場にてうどんをファンに振る舞うこともあり、香川県との結びつきを積極的に発信している。
【🥩メニュー公開🍳】
— 透明少女 OFFICIAL (@TOMEI_OFFICIAL) January 14, 2026
◆2026年1月20日(火)心斎橋CLAPPER
透明少女 nao生誕祭「こんな僕の誕生日」
うどんBar「なおすけ」出店!! pic.twitter.com/yDGdMUUeFJ
音楽面はアップテンポで激しいロックなサウンドをベースとしつつ、煌めき感のあるシンセも使いこなし、所謂「キラキラ系」として二面性を表現する。
歌詞の内容は、等身大のnao自身の経験や感情を描いたものも多く、ヴィジュアル系初心者でも聴きやすい。
そんな彼らの代表曲として知られるのが「さぬきバックドロップ」。
タイトルはもちろん、歌詞にも香川県の要素がふんだんに盛り込まれており、ライブではうどんを作る様子をイメージしたユニークな振り付けも。
透明少女のルーツを象徴する楽曲としてファンの間で親しまれている。

四国出身のヴィジュアル系バンド②|ザアザア
四国出身かつ、現在のヴィジュアル系シーンを代表するバンドのひとつがザアザアだ。
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— ザアザア公式アカウント (@xaaxaa_official) February 5, 2026
最新アーティスト写真公開
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3月Digital Release
【下下の行進】
4月〜全国単独公演ツアー
【下の下の下】#ザアザアの世界には中毒性がございます pic.twitter.com/cDg7cZIsyI
2014年に結成された4人組バンドで、全国規模のツアーや大型会場でのワンマンライブを成功させるなど、その勢いは凄まじい。
ザアザアメンバーには、四国出身者が複数在籍。
ボーカルの一葵とベースの零夜は高知県出身、ギターの春芽は香川県育ちであることを公表している。
そんなザアザアの大きな特徴が、人間の弱さや孤独、不安、依存といったマイナスの感情をストレートに描く歌詞だ。
ライブでは一葵がシャウトやデスボイスも巧みに使いこなしながら、ある時は叩きつけるように、そしてまたある時は語りかけるように歌う。
一方で、単純に暗いだけではなく、美しいメロディーでキャッチーなサビが耳に残る楽曲も多い。
四国出身のメンバーを擁しながら全国のヴィジュアル系シーンを牽引する存在として、注目を集め続ける一組だ。
四国出身のヴィジュアル系バンド③|VERTEX
VERTEXは、2008年に徳島県で結成されたヴィジュアル系バンド。
四国を中心に活動しながら、東名阪へも進出した。
ヴィジュアル系とヘヴィメタルを融合した音楽性が特徴。
ブラックメタルやメロディックデスメタルなどの要素が感じられる、重厚なギターサウンドと叙情的なメロディーが武器だ。
2012年に解散したものの、2025年には解散から13年ぶりとなる一日限定復活を果たした。
さらに2026年には約14年ぶりの新曲「ENDING NOTE.」を発表。
そして10月16日には、徳島club GRINDHOUSEで主催公演「From the Abyss to… -REUNION- Phase 2」の開催も決定している。
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— VERTEX (@vertex_reunion) April 22, 2026
VERTEX pre.
From the Abyss to…
-REUNION- Phase 2
2026.10.16 fri@clubGRINDHOUSE(徳島 club GRINDHOUSE)
詳細後日発表
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まとめ
今回は四国ゆかりのヴィジュアル系バンドとして、透明少女、ザアザア、VERTEXを紹介した。
同じ四国にルーツを持ちながらも、それぞれ非常に個性豊かだ。
共通点があるとすれば、暗く激しいヴィジュアル系の魅力を存分に表現しつつも、彼ら自身にはユーモアや人間らしい温かみがある点。
そして作品にもステージにも、そんな二面性を輝かせる創意工夫を凝らしている点ではないだろうか。
気になるバンドがあれば、ぜひ音源やライブ映像をチェックし、ライブに足を運んでみてほしい。
新たな本命や、お気に入りの一曲に出会えるかもしれない。
